熊本~五家荘ツアー 後半

熊本~五家荘ツアーの続きです。

さて、SL人吉の乗車と人吉での宿泊を楽しんだお客さんを前回の翌々日にピックアップ。前日はあいにく物凄い豪雨でSLの出発が1時間強遅れました。朝から熊本駅に電話をかけて状況を確認しながらお客さんにSkypeで報告すると、「お前は休み(off duty)なのに、なんでわざわざ心配してくれるんだい?」などと西洋人らしいコメントを頂戴しましたが、やはりそこは日本人。ガイドをする日ではないしお盆の最中でも、それはもちろん世話を焼きます。

というか、お客さんの状況が変わったら自分の予定にも関わりますし、もし線路が終日不通ということになったらホテルの予約変更なども行なうことにもなります。基本的にはドイツの旅行会社と連絡を取り合ってからになりますが、場合によっては独断で変更を行ない、事後報告をすることもあります。この会社とは7年の付き合いがあり、信用されているので出来ることですが。

ということで、人吉を出発して五家荘へ。自宅や息子の通う保育園を見せることにはじまり、せんだん轟(とどろ)~二本杉峠~梅ノ木轟吊橋・滝~平家の里~樅木の吊橋と観光して、5時頃に宿泊場所である民宿平家荘へ。

民宿というと、あまりいい印象を持っていない方もいるかもしれませんが、五家荘の民宿は泊まる価値のある素晴らしい宿が多くあります。計8つの宿があり、その中でも平家荘は特にその立地と素晴らしい囲炉裏端での夕食でリピート率の高い民宿です。ここでは自分も一緒に宿泊してお客さんと夕食を共にします。自身、もう数えきれないほどの回数宿泊しています。多分、世界で一番多く泊まっているんじゃないかと思います。100回は超えてるかも?

ここのお風呂は葉木川のほとりに建ててあり、自然を満喫しながらの入浴が楽しめます。

平家荘の夕食は素晴らしく、多くのお客さんから「京都の旅館での食事よりもはるかに素晴らしい」との言葉を何度も頂いています。自分も何回食べても飽きない。基本メニューを季節によりアレンジしてあり、いつ行っても楽しめます。

夕食の場所は古民家の内装を改装した囲炉裏が二つあり、一つは畳敷きに昔の生活で使われていた道具を飾った純日本式。そして高齢者や西洋人にやさしい掘りごたつ風。もちろん掘りごたつに着席します。そして写真撮影。

煮しめ・ニジマスの卵、そして山奥の特産物である「イワタケ」に始まり、ニジマスの刺身・ヤマメの塩焼き・鹿肉のカルパッチオ・猪の串焼きなど合計16種類の料理を楽しみます。非常にたくさんの料理が出てくるのでお客さんはおなか一杯になりますが、全部食べる必要はないよ、ここには犬がいるので残しても片付けてくれるよと言うと安心してくれます。

そしていよいよコースの最後には平家荘のオーナーである松岡一(はじめ)さん手打ちのざるそばを楽しんでデザートで締めくくり。この手打ちそばが大好物で、これだけたくさん食べた後でも更に何杯でも食べられる自信があります。デザートはこれまた手作りのいちごシャーベット。

翌日は朝食用の部屋で食べます。ここは以前は床に座って食べる形式だったのですが、数年前に高齢化に対応してテーブルを底上げしてあります。先祖伝来の鎧とイノシシの剥製が飾ってあり、雨戸を開けた向こうにはニジマスが泳ぐ池を見ながらとても気分の良い朝食がとれます。

そしてお客さんを熊本駅まで送って終了。と思いきや、数日前に飛び込んできた個人客を引き続き阿蘇ツアーに連れて行くことになるのですが、それはまた次回。

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