下刈り終了!

6/26に始めた下刈りの仕事(「造林の仕事」参照)は、途中で幾度か大雨による中断を挟みながら、昨日7/23に一旦終了!いやー!ごろだれた!(とても疲れた)

現場は移る

五家荘から下岳・栗木へ

俺が参加した時には五家荘の山での作業だったのが、7/15には同じ泉町内でも五家荘からは1時間以上離れた下岳地区に現場が移り、そこを3日で終わらせると隣の栗木地区に移りました。

通勤路
下岳の現場 休憩中のケイコおばさん

自宅を出発して約12分、午前6時にこの下刈りの仕事の主や他のメンバーと合流し、車2台に乗り換える。そこから国道445号→県道159号を経由すること約40分で「横手」という部落にてヒトシおじさん・ケイコおばさんらと合流し、一行の一部はダイナに乗り換えて進む。

そしてさらに県道159号を下り、「栗木(くりぎ)」地区の山中へと入り進む。先日の大雨で道路状況は悪く、土砂や石が流失したり舗装がガタガタになっている。更には沢の流れが土砂によって変えられて道路が川のようになっていた。

そのために、ここから車を降りて徒歩で現場まで向かうことになる。車道が整備されていなかった時代には3時間の徒歩で現場に行くこともあったらしい。それに比べれば現代の下刈りは楽になったということ、、、ばってんやっぱキツかですばい!

現場まで歩いて登る

険しい栗木の現場

ここが約12町歩(ちょうぼ=ちょうぶ 一般的には町=ちょう、と表記される→1町=1㌶=1,000㌃)の広さがある山で、かつ「立っとる」現場。「立っとる」とは、勾配がきついことを指します。五家荘の現場でも立っとる現場はありましたが、ここはまたその度合いがより一層キツく、面積も大きいだけに難儀したというわけです。

↑が、登って来た先から振り返った光景。雲の中には泉町西部を代表する矢山岳が見える。矢山岳山頂の標高は869mで、八代市旧郡部の郵便番号アタマ3桁と同じなので覚えやすい。

ここの尾根の後ろは東陽町河俣。ここから最終的には車を置いたところまで下刈りをしていく。しかしながら、いきなりの急勾配で足がなかなか進まん。また、携帯電話の電波がつながるのはこの尾根付近のみ。

8:00頃に作業を開始して約1時間したら10~15分ヨコう。「ヨコう」とは、「休む・休憩する」の意。「横になる」から来たのだろうか?訛って「ヨクう」になることも。また、名詞形では「ヨコい」という。「3時ヨコい(3時の休憩)」とかね。

熊本では日曜など休日の別名は「ヨケドン」というが、由来はコレかな?ちなみに、「ドン」は明治4年に始まった、皇居での正午を告げる空砲の「ドン」という音に由来しているという説と、オランダ語の zontag(ゾンターク=Sunday)に由来しているという説があります。

10:30になると、作業を中断して下刈り機に給油を行なったりして弁当を置いたところまで歩いて戻ってきます。そしてお待ちかねの昼飯!朝が早い分、昼飯の時間も早いというわけ。

ヒトシおじさんのこの弁当箱は見るからに年季が入っている。それもそのはず、この仕事を始めて以来50年以上に渡って使っているという。1964年の東京オリンピックの頃には五家荘に仕事で来ていたというから驚きだ。そのころにはまだ五家荘の大部分には電気が通っていなかったとのこと。今時の弁当箱は50年も使えないだろうと笑っていた。

ケイコおばさんは毎日何かを持ってきてみんなに配る。朝一だったり昼飯の時だったり、その両方だったり。その中で多かったのが自分の畑で採れた地ギュウリの浅漬けで、ちょっと唐辛子がピリリと効いているのが美味い。

ケイコおばさんはもう78歳。あの立っとる勾配で踏ん張って、下刈り機を振り回す作業がよく出来るものだと感心する。この仕事は、体幹・体力・気力が揃っとらんと出来んですよ、マジで。勾配のキツか所は↓の写真くらいの角度があります。

仮に平らなところを「地面」、垂直に立っとるところを「壁」と定義するなら、このような勾配は地面ではあるのだがむしろ「壁」に近い。

今年は梅雨が長引いて下刈り作業にはおあつらえ向きの環境でしたが、それでも時折太陽が顔を覗かせると地下足袋が日光で熱されて足が痛い。そして直射日光は激しく体力を奪い、勾配で次の一歩を踏み出させる気力をも失わせる。頭から流れ出る汗は目に入り、保護メガネを曇らせる。特に朝の横からの日光は体全体に当たるため、朝一の立ち上がりに日照があるとドエラい疲れました。昼からの日光は真上からなので、割と耐えられた。

熱中症対策

スポーツドリンクで対策

この苛烈な環境で仕事を遂行するために、凍らせたスポーツドリンクを5~6本と麦茶2本(それぞれ600ml)を保冷箱に入れて持って行き、午前に4本、午後に3本を携行して水分・ミネラルを補給するように努めた。

スポーツドリンクで最強なのは、やはり「ポカリスエット」でしょう。

成分・味共に他の製品と比較して個人的には最強。ただ、他のスポーツドリンクと同様に後味が残って喉の渇きが止まらない傾向があるので、20%程度の水を混ぜることにしています。

しかしながら、値段が高い!そこで普段はサントリーの“DAKARA SPORTS”を購入しよります。今初めて知ったとですが、これは九州限定商品だったとですな!

味はポカリスエットのような濃さはなく、むしろアクエリアスに少し近い。軽い口当たりなので、夏場の汗をかく作業には向いていると思う。

ポカリスエットの購入価格は最寄りのディスカウントストアで1.5ℓの6本入りが1,360円ほど。対してDAKARA SPORTSは2ℓの6本入りで700円ほどなので、庶民の俺はDAKARAに軍配を上げざるを得ませんな。

それに、熊本に工場を持つサントリーば応援しようごたるしですね!

しかしこのように対策しても、7/19の作業では長い日照時間のせいで熱中症になりかけた。体には力が入らず、アタマはボーっとする。帰宅してから体温が37度に上がっており、保冷剤を頭に当てているうちに寝てしまった。次の日が休みで幸いだった。

頑張り抜いた

そんなこんなで累計6日間の栗木での作業が終わり、一連の下刈りもこれにて終了。6/26~7/23の約一ヶ月間だった。しばらくは造林の仕事もないということで、ヒトシおじさんやケイコおばさんともお別れ。盆明けに一本樫での「二回切り」の作業があったら再会するかも。

ケイコおばさんはどこか少し寂しそうな顔だったが、横手でお別れするときに「またな」というと少し笑顔を浮かべて「またない」(くだけた言い方)と返してくれた。

というわけで、山での厳しい仕事で体力・気力共に鍛えなおした俺は少しヨコうてから次の仕事に移ります。

次も現場仕事!

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