神楽の練習を開始

五家荘を構成する一地区である葉木(はぎ)では毎年旧暦の 3/15 と 10/17 に葉木神社での神楽の奉納を行なっています。



旧暦での開催ということで、時には忙しい最中にそれが当たることもありますが当事者の大部分が自営業者ということもあり、「会社勤めの人たちも参加出来るよう第○週日曜日に固定」といった現代的で現実的な解決策を取ることなく今も行なってきています。

ということで、今年の旧暦 10/17 はなんと 11/10(木)!紅葉期の真っ最中で書き入れ時です。五家荘の観光はここで稼ぐ割合がかなり大きいのですが、伝統に則って開催します。もちろん俺もこの日はガイドの仕事を入れとりません。

普段は11月後半から12月前半の紅葉期が終わった頃で雪が降り始める時期に当たることが多かったですが、まあこればっかりはしょんなかです。

で、その神楽の奉納のための練習が一昨日から始まりました。



神楽は演目により4人か2人で舞うわけですが、高齢化により舞手が減少していく中、4人→2人へと変更するなどして何とかやりくりしとります。神楽は一番あたり15分程度(太鼓を叩く速度に左右される)係掛かり、ちゃんと美しく見せようと舞うならばヒザの屈伸運動が続くのでかなり体への負荷がかかります。



これが高齢化によって舞手が減少していく大きな理由の一つ。現在の最高齢者は78歳。まだまだ元気な神楽を舞われています。その他も60代後半から70代が続く。46歳の俺は43歳の妻と共に最若手の部類。

でしたが、今回から新規の舞手(30代)が練習に来るようになったのでいきなりの絶滅は避けられそう。

うちの息子も小3になり、そろそろ練習をしてくれればと期待しとりますがただ遊び回っとるだけでまだ期待薄でございます。