今回は私がどのようにトリップアドバイザーの評価を貰っているかをお話しします。
ガイディング
まず、ガイドとしてナイスであり、ガイドの内容が気に入ってもらえることは言うまでもありません(自画自賛)。
ガイドはお客さんが観光を楽しむためのツールであり、それを最大限引き出すための“黒子”なわけです。明るく、フレンドリーで、他言語(自分の場合は英語)が話せて、数々の質問に答えることができ、かつ色々な要望や難題に対処できる能力が求められます。更に加えるならば、ケガや病気に備えておくことも重要です。私は常にファーストエイドキットを携行しています。また、上級救命講習を受講しています。
更なるサービス
その上で、私はガイド中にお客さんの写真を各地・各所で撮影し、それをGoogle Driveなどのクラウドにアップロードしてそれを後日お客さんと共有することで、満足度を高めています。写真のうち、日陰だったり暗所だったりで仕上がりの悪い物はPhotoshop Camera Rawで修正しています。下の二枚の画像を比べると、下の画像の陰部分が少し明るくなっているのが確認できます。
Adobe Creative Cloud
Adobe Creative Cloudを使えば、Photoshopの他にIllustratorやPremiere Proなど、自身のサイトを彩って集客に繋げることも可能です。私は時間が余っているときには動画編集の真似事もやって、お客さんに編集した動画を提供しています。たまにね。ちなみに初年度は月に3,300円ほど、次年度からは約5,600円/月です。
Google Drive
ご存知の通り、Googleが提供するクラウドストレージです。初期設定での容量は15GBですが、有料で容量を増やすことができ、私は2TB/月(1,300円)を追加購入して写真をアップロードしています。
Google Driveの便利な点として、ここでアップロードしたファイルを共有する際に、共有された側はGoogleアカウントの有無を問われないことです。リンクを持っている人は誰でもフォルダにアクセスでき、画像・動画を観たりダウンロードすることが出来ます。そのためには、共有の際に「リンクを知っている全員が編集可」にチェックを入れる必要があります。
Dropbox
こちらの利用者もかなり多いですが、お客さんの中にはあまり有料版の利用をしている人はいないようです。以前はこれを使用してお客さんと写真を共有していましたが、相手方のストレージ(容量)がすでに一杯で共有できない、ということがよくあり、現在は解約しました。1TB/月で1,200円ほどです。
OneDrive
Microsoftが提供するこのストレージは、Office365を購入すればついでに1TB付いてきます。ExcelやWordはもちろん業務でよく使いますので、ノートPCとデスクトップPCに加えてスマートフォンにインストールしています。さらにSkypeで月に60分の無料通話が出来るので、海外に電話をするときもこの60分内で利用できます。たまにドイツの旅行会社に掛けることがあるので、元が取れています。ただし、かけられる相手国(固定電話・携帯電話)に制限がありますが。
トリップアドバイザーへのコメント依頼
そしていよいよ共有しても良い写真が揃ったら、そのリンクと共にお客さんにメッセージを届けます。Google Driveの場合は、共有設定からメッセージとリンクを送ることが出来て便利です。
その中で、That would be much appreciated if you would (could) leave a comment about the tour on TripAdvisor. と添えてTAへのリンクを貼っておくと、満足度の高かったお客さんはコメントを残してくれます。
これはミスですが、ついこないだまで日本語版にリンクしていたため、日本語の読めないお客さんはコメントを書く方法がわからなかった、ということがありました。なので、前回の投稿にある言語設定を行って、英語版が表示されるようにしておきましょう。
さあ、これを地道に積み重ねていけばお客さんからの依頼が増えていく可能性が高まります。これを書いている最中にも一件の問い合わせが来ました。少なくとも東京オリンピックが開催される2020年までは好機です。しっかり需要を掴んで稼ぎましょう!