「通訳案内士について」カテゴリーアーカイブ

地域の観光人材のインバウンド対応能力強化研修 2

九州から南に行くのはこれで3度目。最初は沖縄への男8人での旅行とちょっと仕事も兼ねて。そして2度目は新婚旅行でのオーストラリア→インドネシア→シンガポール(経由)の旅でした。

鹿児島空港を発してから一時間経ったところで、サンゴ礁の浜辺が眼下に見えると空港に着陸。とても小さい空港施設が味を醸し出しています。預けた荷物の受け取りがすべて手作業でした。これは中々出来ない体験ですぞ。

そして空港近くのレンタカー屋で日産キューブを借り、さっそく島内の下見に移る。まずは荒木地区の遊歩道を…これがまた味のある遊歩道でした。案内標識の翻訳がスペイン語になっているのは、多分間違いだろう。どうやら島内はサトウキビ収穫の真っ最中らしく、おじさん達がそれぞれ作業に精を出す姿が見られました。

2009年の皆既日食の際に整備された公園に到着。さすがに海がキレイです。海の向こうには奄美大島が見える。八代から天草まで位の距離かな?もうちょっと遠いか。

湾地区に戻って海沿いに北上を開始。どこにいってもサトウキビの畑が広がっている。一部の畑ではすでに収穫されたサトウキビが袋に入れてある、のか、それとも収穫後のカスが入れられているのかは分からない。機会があれば是非収穫の方法を聞いてみたいところ。

小野津地区の丘を上がったところに「望郷の碑」があり、そこに歩いてくるおじさんがいたので話しかけた。今年で70になるそのおじさんから地域の話を聞き、身の上話も加えながら美しい光景とゆったりとした時間を楽しむ。

そこからさらに丘を上ると、その高台の上にもサトウキビ畑が広がっている。ここを進むと…おお、これが例の「シュガーロード」だろう!ここにあったのが「大久保展望台」で、島北部の浜辺と中央部の丘が一望できる。

曇りがちだったが、雲の切れ間を狙って写真撮影を楽しむ。三脚を持ってきていたので、スマホを使ってひたすら自撮りに励む。いい写真を撮るにはそれなりの努力が必要になるのだ!

さらに道路を下ると、いよいよシュガーロード、サトウキビの道のハイライトが見えてきた。信号機のない約3kmの一本道。幸い行き交いする車がほとんどなかったので、ここでも自撮りに励む。いい写真をry

13:30から主催者である喜界町役場の方と打ち合わせをすることになっていたので、役場方面に戻りながら進む。残念ながら平家の上陸地とされる北部の浜辺に寄る時間がなかった…。

高台の道を南下すると百之台公園という展望所があり、島の東側を望む。眼下にはカルデラのようにそそり立つ高台の斜面とサンゴ礁の浜辺。時間が許せば午後に行ってみようと思いつつ、昼飯と打ち合わせに間に合わせるために喜界空港方面に戻る。

13:30に役場で担当の方々とサポート講師の方にお会いし、現場を確認。すでに準備が整っていました。HDMI 接続のプロジェクター・音響装置・距離を取って配置された机・テキスト一式。

一通りの打ち合わせを行って、安心して午後の周遊に出かける。

つづく