屋久島ガイドの見積作成のための視察
ドイツの旅行会社から「屋久島ガイドも希望するお客さんがいるかもしれんから、見積もりちょうだい」ということで屋久島に視察のために行ってきました。いや、地元に英語も喋れるガイドもおるし、俺を雇うとすれば料金がかなり掛かるよと答えるも、とりあえず見積もりをくれと。この旅行会社の担当とは長い付き合いで、じつは先月熊本にやってきて接待をやったんですが、その話はまた別の機会に。
2012年位に勤め先の業務として行ったことはありますが、もうずいぶん前のことだったので写真が古くて(しかも手振れ補正のないコンデジで撮影)、新しい写真が必要でした。もちろんガイドとして下見もなしに見積もり作成は出来ません。
特急いさぶろう・しんぺい号
人吉駅から特急に乗って鹿児島中央駅を目指します。まずは「いさぶろう・しんぺい」で吉松駅まで。途中の景色や“スイッチバック”、いくつかの駅に停まって道中を楽しみながらの旅です。
もちろん球磨焼酎を飲みながらゆったりとした旅を満喫。
特急はやとの風
吉松駅ではやとの風に乗り換えます。今回はいさぶろう・しんぺいの運行が遅れていたので、やたら急かされての乗車でした。こっちの列車はあまり景色がなかったです。
高速船トッピーで屋久島へ
鹿児島港から高速船のトッピーに乗船し、屋久島を目指します。前述の特急を乗り継いで鹿児島中央駅から即鹿児島港に向かえば、13:20発の便に間に合うかもしれませんが、チケット購入もあるので難しいかもしれんですね。今回はいさぶろう・しんぺい号の遅延により問題外でしたが。
宮之浦で宿探し
いよいよ屋久島の玄関口である宮之浦港に到着し、歩いて宿を探します。普通だったら事前に予約しておくのが旅というものでしょうが、生来ちゃらんぽらんな自分は行き当たりばったりの旅をやってみました、今回も。
幹線沿いの民宿は軒並み開いておりませんでした。「空室がございます」とかいう札の掛かった宿もすでに満室。
途方に暮れて交差点付近でネットで宿の検索をやっていると、軽トラックがガーっと歩道に乗り上げて来て運転手のおっちゃんが「お困りですか?」と訊ねてくるではありませんか。
なんでも、自称「売れないガイドで特技はお節介」とのことで、宿を紹介してくれました。太田さんありがとう!
というわけで太田さんのお陰で無事に宿も取れて、その宿がやってる居酒屋で飲食も出来て大満足。翌日からのトレッキングに備えてぐっすり。
次回に続く。