髀肉之嘆

過去最大に太った

ガイドの仕事がなくなって1年と4ヶ月。

元々、ガイドの仕事はそんなに運動量が多いわけではなく、しかしながらお客さんと食べる高カロリーの食事も後押ししてジワジワと体重の増加が進行していたわけです。

20年前の25歳の時には47kgしかなかった体重が、現在ではなんと70kgを超えてくるまでになるとは過去のどの時点における俺自身も想像だにしなかったことでしょう。ずっとガリガリで人並みの体重になることはあり得ないと思って暮らしていました。それほどまでに、いくら食べても太らなかった。

しかし加齢とともに体質は変わる。20代と30代のちょうど狭間では、55㎏くらいで安定していたというか一日に5回食べてようやく体重を維持できるような仕事内容でした。「鋳造」という工程にいたので、職場全体が常に暑かった。冬は極寒でしたが。

その後工程である「加工」に移ってからは一日中デカいやすりを持ってエンジンブロックのバリ取りをしていたので、毎日の消費カロリーがかなり大きかった。

ところが熊本に帰ってきてしばらく経つと、上記のような肉体労働の割合が減ったことで遂に60㎏の大台に乗り、62㎏になった時にバンド仲間から「太りましたねー!」と言われるに値する臀部を披露していた。20代の頃からパツパツのベルボトムを愛用し続けていたので、余計にその「変化」は際立って見えたのだ。

そして現住所に移住して10年目。
遂に70kgを超えて体は重く感じ、昔は軽やかに動いていた体、バック転も出来ていた体はどこへやら。

中華世界の3世紀、有名な三国志の時代に一方の雄として君臨した劉備が皇帝になる以前に荊州の劉表の元に身を寄せて平和な日々を過ごしていた頃、太腿についた贅肉を見て嘆息したという。

以前は各地を転戦する中で毎日のように馬上にあったおかげで引き締まった肉体だったのが、この安穏とした生活を楽しむようになってすっかり堕落してしまったと。このままではイカンと。

Work out

というわけで、昔に買ったダンベルで筋トレを行なっています。間違って 5kg と 4kg という左右不揃いですが、まあそこは大目にみて。内容は、以下の動画を参考に。

そして以前購入して長続きしなかったなわとびをここに復活!
YouTube はマジで知識の宝庫ばい。助かります。

英語版も見てみましょうか。こちらはイギリスの人かな?

最初の目標は67kg!そして最終的には63kgくらいに落としたいところ。