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インバウンド再開はしたが

いよいよ日本の国境が「団体客向け」で「完全に管理」されたツアーのみを対象に開放されました。インバウンドが再開したわけです。(ビジネスや留学生向けには以前から開放してありますが)

が!実際にその団体客が入ってくるのはビザの手続きやなんやらで一ヶ月ほど先の話とか!何やそれ!?

煩雑で面倒な手続きが好きな国らしいですね。というか、参院選絡みではないかと勘繰りたくなるところ。

【解説】
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日本は多数の高齢者と少数の若者で構成される少子高齢化社会。選挙で投票するのは高齢者で、若年層の投票率は低い。となると政治家は投票してくれる高齢者に向けた政策を打ち出していきます。

この新型コロナヴァイラスは高齢者や既往歴のある人にとって脅威、というわけで外国人の訪日に対して快く思っていない高齢者の割合は高いと推測します。

そして来る7/10、参議院選挙が行われます。このタイミングで(特に自民党の)政治家は要らん問題を起こしたくないわけ。もし外国人観光客が自由に入ってきて、それが新たな感染拡大の一因として捉えらえれると正に失点になると考えるのが政治家。

先進各国は既に外国人旅行者に門戸を開いているので、日本だけが後れを取ることになればこれも “失点” のはずですが、自分の票田こそがなによりも大事な政治家諸君は日本の国益など知ったことではない。

というわけで、「国境開放」という名目は作りつつも、参院選投票前に外国人観光客が入ってこないような処理を取った、というのが俺の分析です。
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そんな日本を尻目に”先進”各国はすでに経済活動を活発化させています。それについて解説する動画を作ったんで見て行ってください(宣伝)