正直に言って、参院選後に政権基盤を盤石にした自公政権が訪日個人客の入国規制を緩和してくれると思っていた。ところが新型コロナの感染拡大が急速に進んだせいか、未だ梨のつぶて。
8月上旬のガイド依頼も「こんな規制では旅行を楽しめないからキャンセルする」
8月中旬の海外旅行会社からの依頼も「入国できるか分からないからキャンセル」
現在、欧州の人々は夏休みを楽しむために思い思いの場所へ旅立っている。特にここ最近は記録的な猛暑というか烈暑・激暑とも形容すべき極端な暑さが続いているという。それによって引き起こされた山火事も猛威を振るい、かなりの犠牲者が出ているようです。
そんな欧州を離れて旅を楽しもう、という層による訪日機会をまず逃した。しかもこの記録的円安で日本を訪れる意味は大きかった。
まあ、この機会を逃しているのは欧州でもある程度見られることで、空港の態勢が整っていないために多数のフライトがキャンセルになってしまったとのことです。
コロナ禍の影響で空港職員が解雇されて、この夏休み特需による客を捌くための人員が不足。しかし
↓の動画の冒頭でそれが述べてあります。
最早ほとんどの人がすでにマスクをしていないですね。日本も早くこの段階に辿り着かないと、特に旅行・観光業界ではどんどん倒産・廃業が進んでいってしまうでしょう。
また、観光業界の売上が回復しないということは第一次産業の売上も回復しないということだし、設備投資が増えなければ建設業の売上も上がりません。金融業にとっては貸し倒れが増えるリスクが高まるということにも繋がります。他にも色んな業種に波及していくのです。
三日後の7/21木曜にはスイスの旅行会社を案内する仕事が入っており、その当事者はすでに九州入りしたと連絡がつきましたがどうも今週は九州で豪雨が予想されていて、果たして無事に仕事をすることが出来るか不透明な状況になってきた…。