杉の植林地に網を張り巡らせる仕事があると声を掛けてもらった。短い日数で済む仕事ということで了承し、久しぶりに山仕事に行ってきました。
朝6時に集合し、トラック(ダイナ)に乗って現場へ。今年6月~7月にかけて造林の仕事をした現場よりもうちょっと標高の高いところが、今回の現場。1,400mくらいか。
久しぶりに会うヒトシおじさんとケイコおばさんらに近況報告をしながら、舗装のない作業道をガタガタと揺られて上ること数十分。7時前に車を降り、そこから更に奥の細道を20分ほど歩いて現場に到着。
まずは架線で材料を運んで、それを下ろすとこから。架線を動かして仕事をするところを見るのはこれが初めて。
そして杉の苗をシカから守るための網を張っていく。
杭を4m間隔で打ち付けていき、その後に上下2本のロープを這わせてそれに網を通していく。更にその後に網を杭に結び付け、網の下部をアンカーピンで打ち付けて留めていく。
ちなみに、ここは急傾斜を下りながら網張をしており、足場が悪いので中々キツい作業だ。しかしながら隣に雑木林があり、見事な紅葉が広がっているのを見ると心も安らぐ。
翌日は、ひたすら材料を運ぶ作業。そこそこ重い物を担いで急傾斜を上に下に。これはかなり鍛えられる!一日中、ずっと歩いた。多分軽めの登山よりも歩いたと思う、それも重し付きで。
一日中この作業でヘトヘトになったものの、久しぶりに体を動かせて満足。やっぱたまには己をシメ上げんといかんな。
帰りに二日間の作業の結果を振り返り見やる。あれだけの広さの造林地に網を張ったものの、山全体からすればちっぽけなものだった。