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本業の収入ナシ!
3月16日を最後に通訳ガイドとしての仕事は中断(hopefully)され、その本業からの収入がなくなって2か月が経過しました。
本ブログでも書いている通り、合間合間には仕事をしているので少しの収入は得られている。ばってん、現時点で最後のガイドとなった3月の仕事の報酬がドイツの旅行会社から振り込まれてこない。担当者にメールを送っても返事がない。不安が募る。
多くの通訳ガイドにとって、3 – 5月の春季と10 – 11月の秋季はたくさんの仕事が入ってくる「書き入れ時」。昨年の俺の実績では、2019年総売上に対して春季38%、秋季26%の合わせて55%を占めるという結果でした。やっぱり春と秋の売上はデカい。
その38%が今回まるまる吹っ飛んだのは、通訳ガイド以外に殆ど収入源のない俺にとってものすごい痛手です。まあ、今年はその両方に加えて3月以降の本業での収入が期待できそうになかですばってんが…。
通訳ガイド稼業
通訳ガイドは、割と気楽な稼業です。大規模な設備投資をする必要はなく、極論をいえば衣食住に掛かる経費さえ稼げて健康でありさえすれば生活できてしまうという。
まあ、例えば写真や動画の共有を提供するために Adobe の各種アプリを利用・それを使うためにより性能の良い PC に新調・Google Drive のストレージを2TBに増強・より良い写真を撮るためにより性能の良い一眼レフカメラを購入・行ったことのない場所のガイドを依頼されて下見に赴き実際に食事や宿泊して調査、などとカネを掛けるところは色々とあるわけではありますが。
お客さんに「夕食でオススメのとこはある?この人はアレが食べられない・あの人はコレが食べられない云々という条件で」と訊ねられることも、度々あるわけですよ。そしたら、実際に自分が行ったことのない所は紹介出来んわけで。
だけん、カネはあんまり残りまっせん…。
持続化給付金の申請
そこへ救世主のように舞い降りたのが、政府の中小企業および個人事業主向けの救済制度、「持続化給付金」。5/1に申請受付開始ということで、喜び勇んで書類を点検して申請しました。
一週間経ち、10日が経ち、不安になってTwitterを見ると同じような立場、むしろ俺より状況の深刻な方々が一刻も早い入金を待ち望む声で溢れていました。
どうも、入金は受付順ではないらしい。
5/1に申請した「初日組」を飛ばして、10万番台、20万番台、果ては90万番台の入金報告が Twitter でなされてくる。焦る初日組。俺も初日組。まあ、「果報は寝て待て」という。焦った男は負け!よ。
そして5/17になって書類の不備を伝えるメールが届きました。どうやら申告書Bというものを作成すらしていなかったもよう。
やよいの青色申告にログインし、再び確定申告の手順を辿って申告書Bを作成しました。
あとは、なぜか「売上金額が最初の入力額と最後のもので異なる」とかいう謎の指摘があったものの、どう見直しても間違えていないので一切訂正することなく再申請。
すると、持続化給付金申請マイページになにやら赤枠で囲われた注意文が表示されるようになりました。どうやら、進捗状況が分からず不安になっている申請者による不安の声に対するもののようですな。
すっかり日課となった Twitter を見ると、どうやらこの赤枠文章が消えると入金間近ではないかと囁かれるようになりまして、実際に続々と入金の報告が上がってきました。
めでたく入金!
そしてようやく俺にもその消滅が訪れたのは5/21の午後。翌朝の本日5/22朝、日課となった UFJ の口座確認を行うと、ズゴバーン!と入金されておりました。
ありがたやありがたや。ついでにドイツからの入金もありました。来ないときは来ない。来るときは来る。それが人生。
何にせよ、収入があるというのは精神的に楽になる。貧すれば鈍すというが、富めば安らぐ。倉廩満ちて礼節を知り、衣食足りて栄辱を知る、とは古代の人はよう言うたもんだ。